たいとる

2011年12月26日月曜日

子どもにとって、わたしって何モン!?

12月17日(土)に学校連携事業についてしゃべり場的な会を催しました。




子どもの文化を考える地域のコーディネータ養成講座


「子どもにとって、わたしって何モン!?~学校連携事業の検証を軸にして~」

日時  2011年12月17日(土) 13:00~15:00(開場は30分前)

場所  小金井アートスポット シャトー2F 東京都小金井市本町6-5-3 シャトー小金井
講師  森本真也子((特)子ども劇場東京都協議会専務理事、あそびの会「スコーレ」主宰)
内容  学校連携事業実施における立場の明確化
形式  しゃべり場
対象  ガッコラボ参加者(その他学校連携事業に参画したことのある方)
     近隣市内でワークショップの実践に関わった方
参加費 無料
助成  小金井子育て子育ちネットワーク支援事業
主催  NPO法人 遊び・文化NPO小金井こらぼ




今年、縁あっていくつかの小学校と一緒に事業を行うことが出来ました。
小金井市本町小、武蔵野市第一小学校、第二小学校、境南小学校などです。
それらの事業を振り返って、今後学校連携事業はどのように展開していこうか、
そんな話題を実際に実践した学生の意見を元にしゃべってみたのです。

印象的だったのは学校連携事業を学校の補完的な教育としてではなく、
もっと大きなビジョンをもって、積極的に打ち出すべきという意見です。
これは予想外な話でした。
確かにこれまで、こどもアート・ラボでの学校連携事業は学校では出来ないことをしよう、
そういった事業内容でした。
それでは、新しいことを生み出すことは難しいようです。

 学校連携事業は発想の転換が必要そうです。
今回の参加者のご意見を参考に今後3年間の構想を練ってみたいと思います。
まずは、色んな人と話す!


これからを考える良い機会となりました。

2011年12月21日水曜日

あいのてさんと一緒に楽器をつくろう!

12月5,12日に青のあいのてさんの尾引さんがこ小金井市本町小学校で特別授業を行いました

「あいのてさんと楽器をつくろう!」


今回は身近な素材の牛乳パックとビニールを使った“カズー”という楽器づくりをしました。
全長5センチくらいで吹くと付けたビニールが震えてヴェーって感じの音が出ます。
そしてしゃべれたりします。



授業の最初に尾引さんの自己紹介を兼ねて演奏を聞かせてくれました。
“イギル”と“口琴”という楽器の演奏と倍音を使った声の合奏など
珍しい音がたくさんです。



 カズーづくりの始まりです。
自宅から持ってきた牛乳パックを切り開いて穴を開けます。
開けた穴にビニールをかぶせてホッチキスでとめれば出来上がり。




最後に、思い思いの面をカズーに取り付けて完成です。




最後にみんなで合奏しました。
この日は、いきものががりの「ありがとう」をカズーでやってみました。


尾引さん
日下先生
本町小の3年生の皆さん
ありがとうございました。

2011年12月6日火曜日

ガッコラボ2011武蔵野市第二小学校

11月12日(土)に武蔵野市第二小学校図工展覧会公開授業での造形遊びを協力して実施しました。
1,2,3,4,6年生の授業を東京学芸大学の学生と担任の先生方と一緒に行いました。



1年生は「つなげて、つなげて」です。

色んな帯紙をどんどんつなげて、道みたいに広げたり、友達とつながったりします。




つなげつづけて廊下にまで縦横無尽です。




2年生は「変身ごっこ」です。

大きなクラフト袋を被って思い思いの姿に変身します。
洋服にしたり、仮面ライダーになったりして、
昼休みに校庭をパレードしました。



出来た変身スーツを発表しています。これは宇宙人だそうです。
確かに




3年生は「ひもをつないでヒラヒラヒラリン」です。

スズランテープをずーと延ばして校庭中に結びつけました。



ジャングルジムもぐるぐる巻きです。





4年生は「新聞紙ポキポキタワー」です。

新聞を細く巻くと硬くて長い棒が出来ます。
今回はそれを組み合わせてタワーをつくりました。


折れないように、天井まで届くように作るのが結構難しいんです。





6年生は「不思議な空間出現!
~カラービニル袋を使って遊ぼう~」です。

色んな色のビニル袋を音楽室や家庭科室等の中めいいっぱい使って空間演出をしました。


いもむし出現か!?



2011年10月26日水曜日

しんぶん だいへんしん!

10月15,16日の小金井市市民まつりでワークショップを実施しました。

15日は雨であえなく中止になりましたが、16日は見事に晴。

小金井公園いこいの広場の一角で新聞紙を使って、仮装するというプログラムです。





新聞紙とスズランテープを自由に組み合わせて仮装を考えるんですが、
季節に合わせてやっぱりハロウィーンにちなんで。
魔法の箒や魔法使いの帽子などが多かったように思います。



皆で仮装して、皆でパレードをしました。
ハロウィーンらしく 呪文を唱えてお菓子をゲットしにいこう。


公園内を探すと木陰に隠れた人を発見!

この人からお菓子をゲット!


協力してくれたのは今回、この機会を下さった小金井青年会議所の村山さんです。
照れながらも熱演してくれました。
ありがとうございます。





今回の内容を考えてくれたのは
学芸大学の美術科3年の高橋ナツキさんでした。

アートでGO!

10月12~14日にかけて小学校でガッコラボを実施しました。

今回のガッコラボは、普段作品制作をしている学生をゲストティーチャーに招いて、これまでに体験したことの無い技法や表現方法を学ぶという内容です。

ゲストティーチャーの学生として、下出心平さん(版画)、本間由香さん(デザイン)、古川拓明(金工)の3人が参加しました。
授業は版画、デザイン、金工の三つのプログラムを準備し、子どもたちに選択してもらって取り組んでもらいました。
どの内容がいいかは学生たちの作品を鑑賞して、参考にして選びます。




 版画の作業風景
ドライポイントの技法を使った作品制作です。


 金工の作業風景
音がうるさいかもなので、外で制作です。
アルミの打ち込み象嵌を使ったアクセサリー制作です。


デザインの作業風景
色々な形のスタンプを使ってオリジナルの手提げ袋の制作です。



これらが子どもたちが作った作品です。
上:金工
中:デザイン
下:版画





10月12,13日は小金井市本町小学校の5年生での実施
10月14日は武蔵野市第一小学校の5年生で実施しました。

2011年10月21日金曜日

全国美術教育学生会議

9月24日(土)に宮城教育大学で全国大学美術教育学会がありました。
そこで、武蔵野美術大学、東京学芸大学、埼玉大学、群馬大学の学生が集まって、それぞれが実施しているフィールド研究について発表する機会がありました。

今回学芸大学としてこどもアート・ラボの活動を紹介していきました。


デザイン:高貫結実子



発表中の雰囲気はこんな感じで、結構緊張します。



こどもアート・ラボの活動紹介はパンフレットを使って
目的や理念を説明しながら紹介しました。


デザイン:本間由香




この学生会議では
それぞれ大学によってアートや教育に対するアプローチの違いが浮き彫りになります。
例えば学芸大学の美術科なら美術(アート)と教育をいったりきたりする感覚ですが、他の大学は異なります。
たくさん話す中で、徐々に違いが分かってくる。学生会議はそんな機会になっているように思います。

あいのてさんまつり三日目

あいのてさんワールドミュージックフェスティバル
最後の三日目です。


最終日の19日は昼のあいのてさんコンサートと夜のあいのてさんコンサートがありました。

昼のあいのてさんのコンサートでは
本当にたくさんのお客さんがいらしてくださいました。


あいのてさんの歌が本当に面白い!

CD~♪





昼のコンサートでチャンキー松本さんが、切りえのパフォーマンスを披露してくれました。

歌いながら、切りながら、会場の人たちを巻き込みながら
物語を作っていったり
似顔絵切り絵を切ったり

あとすごい衣装





夜のあいのてさんコンサートは
昼が子どものためのコンサートなら
夜は大人のためのコンサート、
むしろ子どもには見せられない?







あいのてさんまつり三日間ありがとうございました。


10年間の小金井での活動の初年になります。
これからも関わりを持つ中で、楽しいことが出来たらと思います。


あいのてさんまつり二日目こども夢広場

9月18日(日)に小金井市緑センターにて「こども夢広場」を開催しました。
加えてあいのてさんまつりの二日目としてあいのてさんのによるミニコンサートもありました。


こども夢広場ではこども縁日で出店やゲームコーナーが催されていました。
こどもアート・ラボでも企画を実施しました。
その名も「リズムワールド」です。

ダンスをやっている学芸大学のものづくり教育の学生がワークショップの内容を考えてくれました。


「リズムワールド」では全5回のプログラムを実施して、
どんどんリズムの難度があがり、
最終的には音楽につけた踊りを覚えて踊るとことになりました。

上の写真はそのプログラムに参加した判子をもらっている姿です。
5回分の判子をもらったら別会場でゲームに無料で参加することができます。


下の写真は曲に振り付けを覚えている段階です。


ダンスの隣ではぺけさんによるペーパークラフトが行われていました。





午後からはあいのてさんミニコンサートがありました。

緑センターの視聴覚室いっぱいに子どもたちが来場して、
とても華やかな舞台でした。







2011年10月18日火曜日

あいのてさんまつり

9月17~18日にかけて「あいのてさんワールドミュージックフェスティバルin小金井」に参加しました。


3日間のプログラムは内容盛りだくさん

初日、いちばん最初はあいのてさん、チャンキー松本さん、こぐれみわぞうさん、
大熊ワタルさんによる音のワークショップでした。




みんなで色々な楽器を手にとって
1,2,3,で音を鳴らし始めたり、
せーのっ、で鳴らし始めたり、
さまざまなリズムで思い思いに鳴らしながら曲を作っていきました。




午後からは、それぞれ慣れた楽器を手にとって、
フェスティバルコートで参加者と一緒にチンドンパレードをしました。

イトーヨーカドーの前で道行く人々にアピールしてきました。






夜になって別のプログラムを実施しました。

「オープンミーティング アート@小金井」と称して、
あいのてさんや学芸大学の石井先生などのゲストを交えながら
小金井でアートをするってどうなの?とか
なんであいのてさんは小金井で今後10年活動していこうと思ったのか?など
ざっくばらんに話し合いました。






2日目、3日目はまた後日報告します。

2011年9月8日木曜日

こども夢広場


9月18日(日)に小金井市の緑センターでこども夢広場を開催します。


いつもの緑センターがこの日は少し違う遊びの空間になります。
ペーパークラフトやあいのてさんによるミニコンサート、学生が企画したリズム遊びなど楽しさ満載です。

是非ご来場ください。

2011年8月26日金曜日

街の達人に挑戦!⑤ 『これって鳴らすんですか?』 PART.2

8月25日(木)に最後の街の達人に挑戦!『これって鳴らすんですか?』【作曲編】を実施しました。
引き続き、達人は平林さんとカワイさんです。

今回の作曲編では、前回作った楽器やその他音のなるモノを用いて、映像に合わせて音を創造し、皆で奏でて創作していきます。




皆で映像を見て、場面や動き、登場人物の心情を想像します。


映像はとある男の子が急にお腹を下し、

トイレに駆け込むがなかなか空いていない!

今回は、東京学芸大学のものづくり科の学生が映像を作ってきてくれました。





映像を鑑賞した後にそれぞれ、色んな楽器、音の出るものをもって、

あんな音か、こんな音かと

ときおり、映像を思い浮かべながら探し当てます。




参加者は2つのグループに分かれて、音楽に映像を付け始めます。

映像を見ながら、どんちゃんどんちゃん




最後にそれぞれのグループが映像に合わせて奏でた音を録音して、

音と映像を同時にみんなで鑑賞会です。


タイミングがぴったりな音があれば、意外な音が面白かったりと

やってみると楽しい、そんな感じがしました。




街の達人に挑戦は今回で終了になります。

会場の片づけをしながら、達人たちの感想をいただきました。

どの達人もワークショップの時間を通して、子どもに教えてもらうことや、子どもから楽しさを見つけてワークショップを引っ張ってくれていたというように、達人と子どもたちで一緒に考えながら進めることができたことに感動したとコメントをいただきました。